
こんにちは、ヤギです。
「トラウマを克服したい」
「原因になっている嫌な記憶を消したい」
・・・うん、すごく分かります。
忘れたい嫌な記憶って、消えないどころか、
当時のリアリティを頻繁に思い出させます。
そのため、さらに脳に記憶がこびりつき、
トラウマ克服から遠ざかる悪循環に入っちゃう。
だから、みんな苦しむんです。
ちなみに、
トラウマに似た症状に「PTSD」がありますが、
数ヶ月ほどで回復する人が多いのをご存知ですか?
その大きな理由は、PTSDの場合は、
嫌な記憶が「最近に作られたもの」だからです。
早期に対策をするからですね。
トラウマの克服が大変なのはね、
古い記憶が原因になっているケースが多いから。
だから、なかなかガンコで解消できないんです。
でも大丈夫、安心してください^^。
実は、トラウマの原因になっている嫌な記憶を
『どーでも良い記憶』
に変えてしまう方法があります。
この方法を実践すれば・・・
思い出すだけでギューッと苦しくなる体験ですら
笑い話にできるぐらい「どーでも良い記憶」に変わります。
トラウマは長引くほど克服が大変になり、
最悪の場合は一生解消しないこともあります。
だから、今すぐこの方法を実践してください。
嫌な記憶を忘れたいと思うほどトラウマは悪化する!?
実はね・・・
トラウマの克服を難しくさせているのは
嫌な記憶を消すという「執着」なんですよ。
忘れたい~忘れたい~って思うほど、
嫌な記憶はますます脳に刷り込まれます。
なぜなら「忘れたいと思う=嫌な記憶があるという確認」だから。
あなたが「忘れたい!消したい!」と思った時
あなたは過去の嫌な記憶を「脳内でリピート体験」します。
で、トラウマになるような記憶にはね、
とんでもない『臨場感(リアリティ)』があります。
人間の脳は「臨場感が高い情報=真実」として、
人生における「最重要事項」だと勘違いしちゃいます。
で、私たち人間はね・・・
自分にとっての真実や重要事項を「ものさし」に
自分の信念、思想、価値観、性格を作ります。
これって、めちゃくちゃ恐いことです。
だって「忌み嫌っている記憶」を材料に
あなたという「人格」が作られるから(汗)
これでは、あなたがなりたい人格と
真逆の人格になっちゃう危険性があります。
はっきり言います。
トラウマになっている嫌な記憶を消すには、
脳を手術でいじるなどの荒療治をしないかぎり無理です。
だからこそ、今すぐ発想を逆転してください。
記憶を消すのではなく「記憶の加工」をするのです。
忘れたい記憶を消す方法はダメ!嫌な記憶を加工するとは?
「えっ?記憶を加工するってどういうこと?」
それは「焦点(フォーカス)」を変え
記憶の印象を逆転させることです。
以下の「絵」を見てみてください^^。
これは「だまし絵」ってやつで
視点を変えることで「2種類の絵」に見えます。
「老婆」または「娘」のどっちかに見えるはず。
まずは、2種類の絵が両方見えるまで
視点をずらしてチャレンジしてください^^。
で、2種類の絵が見えたら、
実感してほしいことがあります。
それは「両方の絵を同時には見れない」という事実です。
あなたが体験してきた「全ての出来事」も
だまし絵と同じです。
どんなに悲惨な出来事にも「光と闇の両面」がある。
実際、私たちが人としてグ~ンと成長する時って
厳しい出来事を乗り越えた後のことが多くないですか?
あなたも、過去を振り返ってみたときに、
確かにそうだな~って思われるはずです^^。
これは、厳しい出来事の「光の面」です。
厳しい出来事がトラウマに育った原因は、
だまし絵でいう「醜い老婆」にフォーカスを続けた結果です。
出来事の「闇の面」に焦点を固定しすぎたんです。
これを「若い娘」にフォーカスを切り替える、
つまり、出来事の「光の面」に焦点を固定する。
これが、トラウマを克服する「本当の治療法」です。
だまし絵で実感してもらいましたが、
脳は、2つの視点を同時に保つことはできません。
※補足:これを「認知科学」で説明すると、
脳は「複数のゲシュタルト」を同時に維持できないと言います。
つまり、そーいうことです。
実は、どっちにフォーカスするかは、
あなたの『意識』で自由に選択可能です^^。
トラウマの治療法はこれだ!嫌な記憶をどーでも良い記憶にする3ステップ
トラウマの原因になっている「嫌な記憶」を
どーでも良い記憶に変えてしまう方法は1つ。
・・・もう、お分かりですね?
それは、嫌な出来事の「光の面」に気づき
光の面に「フォーカスを固定」することです。
今から、あなたのフォーカスを一瞬で変えちゃう
超簡単なワークを公開しましょう^^。
ステップ1:トラウマになっている「嫌な記憶」を紙に書きだす
まず、あなたが忘れたい嫌な記憶を紙に書き、
トラウマの原因をご自身で客観視してください。
正直、とっても苦しいワークだと思います。
でもね、人間が最も恐怖を感じる時って、
原因が分からない、見えない「暗闇の時」です。
※原因を見て見ぬふりしているときも恐怖が膨らみます。
原因を明らかにすることで「光」がさしはじめ、
苦しみから解放される入り口に立てます^^。
ただし、心が苦しいときは、
このワークは無理にやらないでOKです。
体調の良いときや、今なら大丈夫かなぁと思えたとき等、
ご自身のペースを一番大切にしてください^^。
ステップ2:「嫌な出来事」の体験があったから学べたことを書きだす
あなたは、嫌な出来事を体験したことで・・・
多くを学び、人として強くなり、成長して、
他人の気持ちが分かる優しい心を育てました。
これは間違いないと、私が保証します^^。
ただ、今までのあなたは、
そんな「光の面」にフォーカスをしなかった。
だからね・・・
今から、光の面だけを見て生きるための
『光の地図』を作っていきましょう。
どんなに小さな学びや得たことでもOK!
数をいっぱい書き出すことを意識してください。
少なくとも、このワークをしている間は
嫌な記憶を「嫌な記憶」として認識できません。
これは「だまし絵」と同じ原理です。
このワークをしている間は、
前向きな感情にしかなれないんです^^。
ステップ3:ステップ2で作った「光の地図」を眺める
大切なので繰り返します。
トラウマの原因は『闇の地図』ばかりを
ず~っと眺めてきた結果でしたよね。
じゃあ、トラウマの解消には逆をやればOK!
つまり『光の地図』ばかりを眺める癖に変えるだけです。
私たちは「1日に約6万回の思考」をします。
で、その思考の大半は「ネガティブ思考」と言われています。
なので、コンディションが優れないときなどは、
過去の嫌な記憶を思い出すこともあるでしょう。
人間にとってマイナス思考は「平常運転」だから仕方ない。
でも、そのままネガティブ思考に浸っちゃうと
トラウマが悪化する危険性があります。
そんなときは『光の地図』を開いてボーっと眺めましょう。
これを習慣にすればするほど、
トラウマの原因だった嫌な記憶が
どんどん「どーでも良い記憶」になっていきます。
「そういえば過去に囚われる時間が減ったかも」
そんな実感を持ったらチャンス!トラウマ解消の兆しです^^。
ポイントは「執着」をしないこと!
嫌な記憶を思い出しても全然OK、
それが普通だって思って気楽に構えてください。
ただ、それにプラスして『光の地図』を
ちょっと眺めようかな~って思うだけで良い。
無理せず気楽に取り組むことが
トラウマを最短で克服する秘訣です。
トラウマを消したい人は知ってほしい!スティーブジョブスの「潜在意識の使い方」とは?
iphoneで同じみ、アップルコンピューター創始者、
スティーブ・ジョブズの名言にこんなものがあります。
未来に先回りして点と点をつなげることはできない。君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると信じなければならない。自分の根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから、とにかく信じるのです。歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、自信を持って思うままに生きることができます。たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが全てを変えてくれるのです。
私は良く思います。
「あの辛い出来事があったから、今があるんだな~」って^^。
あなたが体験するどんな出来事も、
未来のあなたが幸せになるための最善の出来事である。
そのように「あなたの意識」にインプットしてください。
すると、あなたに起こる全ての出来事は
幸せに暮らしている「未来のあなた」にリンクしていきます。
これは、決して綺麗ごとではなく
脳の仕組みである 「RASの働き」で説明できます。

あなたに質問です。
あなたは、出来事の『闇の面』ばかりにフォーカスして、
現在から『闇の未来』につなげますか?
それとも、出来事の『光の面』ばかりにフォーカスして
現在から『光の未来』につなげますか?
ご自身の人生を大切にされている
あなたならもう分かりだと思います^^。